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生徒様作品 六角形の箱 雪の結晶の刺繍で

アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンでお作り頂いた課題作品を完成されて生徒様が画像をお送り下さいました。


今回の課題は「六角形の箱」です。

六角形の製図と正確なカットや側面の作り方など基礎的なことのほか、使う生地に合わせたサイズ調整の仕方など作品をきれいに作り上げるための丁寧な手順も学べる内容です。





この季節にぴったりなとても素敵な作品です。

蓋は光沢のあるシルバー箔の極薄い麻生地に裏打ちをされてクロスの代わりに使われました。

側面はワッフルのように凹凸のある格子模様の白い生地を使われています。











蓋は丸い窓を開けて綿が貼ってあります。

窓から覗くのは雪の結晶の刺繍。

シルバーのラメ入りの生地にシルバーの糸でミシン刺繍をした当アトリエの生地をお使い頂きました。

刺繍中央にはビジューのようなシルバーのボタン、結晶の先端には小さなラインストーンが貼られています。

そして窓の輪郭には細いシルバーのブレードを。

全ての素材がハーモニーを奏でているように調和して本当に美しいです♥







そして内底にも同じ雪の結晶の刺繍が。白とシルバーの組み合わせがとてもきれいです。










そして蓋裏にはリバティの星柄の生地を使われました。

素敵です♥




















いつも使われる素材をよく吟味されてお選びになる生徒様ですが、今回のセレクトも本当に素晴らしいです。

どんな雰囲気の作品にしたいかを頭の中で思い描きながら、生地や装飾品の組み合わせを

ひとつひとつ考えていく作業はこの上なく楽しいですね。

当アトリエではカルトナージュの基礎となるテクニックは勿論のこと、ディテールに拘った美しい作品作りのお手伝いもさせて頂きたいと思っています。



今回の作品はいつもながら隅々まで丁寧に仕上げられています。

素材の美しさと相まってO様らしい世界観が感じられる本当に美しい作品ですね。



そして、いつも作品に合わせて背景も工夫して撮影して下さっているのですが、今回作品の下に敷かれているのは、ご本人がスワロフスキーと銀糸で刺繍されたベルベットのショールなんです!素晴らしい!美しいです。

素敵な作品と美しい画像を有難うございました。












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