ビジャー香代子先生主宰のアトリエカルトナージュ・サティフィカコースの体験レッスンがありました。
すでにカルトナージュ経験者でいらして多くの作品を作って来られた方なので、丁度レッスン用に作った新作が出来ていたので体験でお作り頂きました。
小ぶりな手鏡です。直径は12ｃｍ。
カルトンやケント紙はカット済みの状態からお作り頂きましたので短時間で完成するシンプルな構造の作品です。
でも、シンプルな作品ほど細部の処理が目立つもの。
糊染みの出ない究極の生地の貼り方など、美しい仕上がりのために少し手間をかけてお作り頂きました。
周囲の生地も緩みがなくきっちりと貼れていらっしゃいます。
窓から覗くのはとても立体的なアンティークのナプキンのイニシャルです。
ダークプラムのカラーリネンと合わせてフレンチシックなイメージの作品になりました。
ブレード類も全て白で統一。
鏡の周りには生地の糊代の映り込みを防ぐ効果もある細いブレードを貼っています。
ブレード類は厚すぎず主張しすぎないものを選ぶのがポイントです。
カルトナージュ経験者でいらっしゃるので、とても手際よく丁寧に作業を進められました。
出来上がった作品もどこから見ても美しい仕上がりです。
お疲れ様でした。
レッスンではありますが、素敵な作品が出来上がっていくのを間近に拝見できるのは本当に
嬉しいものです。
多くの方々にカルトナージュの素晴らしさを知って頂きたいと心から思っております。
今回の作品の画像は作られたK様にお借り致しました。有難うございました。