Filamy設立10周年を記念して大阪で開催されておりました作品展も盛況のうちに終了致しました。多くの皆様にお越し頂きまして有難うございました。
FilamyランプシェードのCertified Instructorとして初めて作品展に参加させて頂きましたが、主宰の堀井先生と鳥羽先生がディスプレイされた溜息の出るような美しい空間にFilamyの素敵な作品たちとご一緒に自分の作品も展示させて頂いたことはとても幸せなことでした。
今回はオリジナルのデザインのランプシェードを作るということで緊張感はありましたが、一方でとてもワクワクして取り組むことが出来ました。何故ならランプシェードが大好きだからです。
Filamyのシックでエレガントな世界観に惹かれて横浜から京都までランプシェードレッスンに通ったのも、ランプシェード愛ゆえのことです。
カルトナージュの作品作りも同じですが、「こんなものがあったらどんなに素敵でしょう」という気持ちで取り組む作品作りは苦しさも勿論ありますが、それが実際に形になった時の喜びは何物にも替えがたいものです。
先日のブログでも少しご紹介しましたが、改めて今回の作品展に出品させて頂いた作品をご覧頂きたいと存じます。

こちらは額縁に壁付けの照明器具を取り付けて自作のランプシェードをセットしたものです。
洋書などでこういうデザインの照明を見て憧れていたので、ランプシェードのレッスンを受けたのを機に自分で作ってみたいと思っていました。

灯りを付けるとこのように。
コンセント式なのでお部屋の好きな位置に掛けて使うことができます。

シェードはFilamyのメソッドで製図して作成しました。製図方法がわかると自分で自由にデザインができるので本当に楽しいです。
作品展のテーマカラーである「白」の麻生地をベースにアンティークのナプキンとブレードで装飾しています。

製作課程も少しご紹介しますね。
私は額縁が大好きで使う予定もないのに一目ぼれで購入して家に眠っている額縁たちが沢山あるのですが、今回使った額縁はローラアシュレイのもの。
アンティークテイストのデザインがとても気に入っていて、やっと日の目を見る日が来ました。

合わせた照明器具はアンティークと言えるほど古くはないものの、ヴィンテージものと言える古いものです。
丁度額縁と色合いやテイストがぴったりです。

本来は電気工事で壁に直接取り付けるものなので、裏はこのように配線がむき出しになっていましす。
これをD.I.Y.でコンセント式にしました。
生地を貼った板を額縁にセットして固定し照明器具を取り付けます。
まさにD.I.Y.の連続です。

このようになりました。
蝋燭風のソケットカバーは白くペイントしました。
あとはランプシェード作りです。出来上がった照明器具に収まるようにサイズやデザインを決めて製図して作成します。
この作品は終始ワクワクしながら作りました。照明器具部分も手作りだったので本当に楽しかったです。
また違ったテイストでいくつも作ってみたいな、と思いました。
ここらはRuban Noirのランプシェードのレッスンメニューに加えたいと思いますので
ご希望の方はお問合せくださいね。
