私の住む関東も早梅雨入りをしました。
我が家の庭はバラ中心の庭なので、遅咲きのバラがやや残っているのと、返り咲きするバラの二番花が少し咲き始めてはいるものの、盛りの頃から見ると寂しい限りです。
でもそんな心の穴を埋めるかのように、大好きなアナベルを中心に、地植え、鉢植えの紫陽花たちが美しい姿を見せてくれています。

ついこの間までこんな状態だったアナベルも・・
もうこんなに咲いています。
グリーンと白が交じり合って実に美しい紫陽花です。
奥に見える鉢植えはピンクアナベルです。

アナベルは西洋紫陽花なので、その年の新梢に花を付けます。
そのためなのか、花の大きさに比べて茎が細く、雨が大量に降るとすぐに倒れてしまいます。
大きな花には倒れないように毎年細い支柱で支えをしています。

すぐに株が大きくなるので大きな鉢に植えたものもいくつかあります。


少し高めの鉢に植えたものも軒下に並べています。

こちらの紫陽花は「白寿紅」という日本の紫陽花。昨年頂いた珍しい品種です。
栃木県の「みつる植物研究所」の藤井敏男氏が作出された紫陽花で、花が小さいうちはグリーン、次第に白色になり、さらに少しずつ花に紅がさし始め、最後は紅い部分が広がってまるで絞りのように美しい花姿なります。


紅くなっていく経過を見るのもまた楽しいのです。
もうすぐ全体に紅色が広がります。



「白寿紅」のタグの画像より。
このような姿になります。
最近は新種の紫陽花がたくさん作出されていて園芸店を覗いてみるのも楽しみです。
少し憂鬱な梅雨の季節ですが、この季節ならではの自然の風情を楽しみながら過ごしたいです。