アトリエカルトナージュ・サティフィカコースレッスンで生徒様が作られた課題作品をご紹介させて頂きます。
今回作られたのは二作品のうち一つめは、市販のブロックメモを収納するケース「メモケース」です。
手前にV字型の開きがあり、メモを取り出しやすくなっているデザインです。
柄紙とスキバルで作る課題ですが、今回はフューシャピンクの地に紺色でエンボスの模様が浮き出た起毛紙と紺色のスキバルの組み合わせで作られました。
鮮やかなピンクとシックな紺色が新鮮な組み合わわせ。
とても素敵に仕上がりました。
ブロックメモを入れるとこのような感じです。
手前の開きの処理が難しい課題ですがとても丁寧な作業で美しく仕上げて頂きました。
次の作品はA4サイズの書類ケース「ポシェットデッサン」です。
帯でカルトンとカルトンを繋ぐ手法で作るとてもスタイリッシュなデザインの課題作品です。
ピンク色がお好きな生徒様。
別な課題でも使われたことのあるバラ柄のプリントペーパーと白のスキバルで優しい雰囲気の素敵な作品に仕上げられました。
リボンはピンクと白の二色使いです。
開くとマチ付きのポケットが両側にあります。
開けてもピンクと白の組み合わせが何とも美しいですね。
バラの柄ですが手書きの横文字のプリントがベースにあるのでどこかノスタルジックでアンティークな雰囲気の柄紙です。
プルミエ(初級)の課題作品は紙の素材を使うものが多いので、紙、スキバルの処理は既にとても手慣れたものになっていらっしゃいます。
紙は布と違い、一度貼ると剥がすことが難しく処理に神経を使う反面、きちんと処理された作品はラインや角がシャープで美しいので布で作るのとは違う醍醐味があると思います。
これからの作品も楽しみにしております。
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