アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンで作られた課題作品の完成画像を生徒様にお送り頂きましたのでご紹介させて頂きます。
今回の課題は「マチ付きの八角形の箱」です。
お裁縫箱ですがサイズが大きく、製図からカルトンの切り出しだけでもかなりの時間を要する課題です。
サティフィカコースのトワゼーム(上級コース)の終盤の課題なので手間はかかりますが、内側の八面のデザインが自由なのでそれぞれの腕の見せ所でもあります。
そして白とグレーを基調にしたシックで美しい作品に仕上げられました。
素晴らしいです!
蓋と内底の白鳥とスズランの刺繍は当アトリエでご用意させて頂きました。
刺繍に使われた白とシルバーグレーの糸に合わせられたPJC KAZUKO ONISHI の生地もセンス溢れる選択ですね。
内側の八面のパーツはデザインが自由なのですが、とても工夫を凝らされています。
ピンクッション、ハサミ挿し、定規差し・・。4つのポケットは何と全て深さが違います。
PJCの様々な表情のコラージュレースの生地を上手に使い分けられてそれぞれの面がとても素敵なデザインになっています。
お手持ちのポルトボヌールのすずらんのシリーズも納められています♡
そして外側の側面もそれぞれに違う表情の刺繍を使われています。
この作品にぴったりの生地でしたね。
この課題は内側は宿題となるので生徒様それぞれがじっくりデザインを考えられて取り組まれますが、大変ながらも楽しい作業です。
素材の選択も素晴らしかったですし、いつもながら細部まで丁寧にお作り頂き極上の作品が生まれました。お疲れ様でした。
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