アトリエカルトナージュ。サティフィカコースのレッスンで生徒様が作られた課題作品をまたご紹介致します。
今回の課題はトワゼーム(上級)の「マガジンラック」です。
モリスの「いちご泥棒」の生地を使われた素敵な作品です。
大きな作品なのでちょうどメインとなる柄がぴったりと収まりました。
合わせたブルーグリーンの無地の生地ともとてもよく合っています。
大きな柄なのでカルトナージュの作品にこうして使えることは少ないと思いますが、これ以上ない「出番」が巡ってきた感じですね。
仕切りと一体になったカーブの持ち手は勿論手切りですが、サイズが大きいだけにきれいにカットすること自体とても大変です。
手を入れる部分がくり抜かれているのでさらに神経を使う作業です。
丁寧にきれいにカットされているので生地を貼ってもラインがとても美しいです。
仕切りは厚み部分に違う生地が貼られていて、くり抜かれたしきりに合わせて内貼りのサイズ調整もしなければならないのでとても大変な作業ですが、本当にきれいな仕上がりです。
素晴らしい!
この課題は構造自体はシンプルですが、正確で丁寧な作業が求められます。
さすがに上級まで進まれているのでこうした作業も難なくこなしていらっしゃるのはとても頼もしい限りです。
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