アトリエカルトナージュ・サティフィカコースのレッスンでお作り頂いた生徒様の作品をご紹介致します。
今回の課題はプルミエ最後の課題「ハウス型の箱」です。
屋根の片側が蓋になって開閉するデザインの箱です。
今回もとても素敵な作品に仕上げられています。
本体に使われたのはリバティのタナローン、ビジューの柄の個性的な生地です。
柄取りもしっかりされたのでビジューの柄がきれいに揃っています。
こういう丁寧さはとても大切なことですね。
タナローンは薄手なので裏打ちして使用されているため、貼るときに柄がよれてしまうこともありません。
横から見てもこの通り。上下左右と柄が均等に曲がらずに並んでいます。
素晴らしい!
屋根はモアレ柄のクロス紙を使っていますが、その上にアンティークの黒いレースを貼られています。
幅広のレースなので屋根の上の部分だけモアレ柄が覗いています。
柄生地のベースのお色に合わせて黒い屋根にされましたが、その上に同じ黒のレースを貼ることでエレガントな雰囲気が加わると同時に同色なのでくどくならずにすっきりと見えます。
とても素敵ですね。
屋根の蓋を開けるとまたハッとします。
屋根裏と内貼りにはボルドー色のエンボスのクロス紙を使われました。とてもきれいなお色です。
ビジュー柄の中にも使われている色なのでとてもいい選択だと思います。
ハウス型の箱は作り手による個性が際立つ課題だと思いますが、今回の課題もひとつひとつの素材をじっくり選ばれて素敵な作品を作られました。
そして今回も作品に合わせて背景をセッティングした画像を撮影されてお送り頂きました。
作品の下に敷かれているのは随分前に購入されたアンティークレースということです。
繊細でとても美しいレースですね。
屋根に使われたレースにリンクさせてセッティングされたとのこと。
実はこのハウス型箱の背景にはもうひとつの存在が。
トールペイントの作品でしょうか、クリスマスのお菓子の家が!可愛いですね。
毎回とても楽しませて頂いている作品の画像ですが今回も心温まる素敵な画像でした。
有難うございました。
これでプルミエ(初級)の課題は全て修了され、自由課題を提出された後ドゥゼーム(中級)に進まれます。
これからも素敵な作品(画像も!)を楽しみにしております。
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