ここのところの夏のような暑さのためバラが一気に開花してきています。

「ラ・レーヌ・ヴィクトリア」
コロンとして可愛らしい小ぶりなバラです。池に掛けた小さな橋に取り付けたフェンスに咲いています。
今年は花数が多いみたいです。

「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」
入り口のアーチ状のフェンスに誘引しています。冬まで繰り返し咲き続ける逞しいバラです。
今日はそんなバラ達と一緒にひっそりと暮らしている仲間たちをご紹介します。

杏の大木を切った時、少しだけ残しておいた切株に住む小鳥とウサギ。

丁度開いていた木の穴から顔を覗かせるウサギはいつも見る者を癒してくれます。

入り口の切株の上の白いウサギと茶色のウサギ、それと小鳥たち。
白いウサギはとても古く色が剥げてみすぼらしくなったので白いペンキで塗り直したばかり。もう少し経つと自然な白さになるかしら・・。

橋に佇む一匹の信楽焼の狸。
これもかなり古いのでとっても貫禄がありますが同時に愛嬌たっぷりです。

池の日蔭用の匍匐性のコニファーの中にふてぶてしく寝転ぶカエル。
生意気そうですがいつも見ると微笑んでしまいます。

小さな噴水の中で水浴びする二人の天使たち。
水を出すととても気持ち良さそうです。

バラの横で竪琴を奏でている天使。
雨が降ると跳ね返りで汚れてしまうので時々シャワーが欠かせません。


「ウィリアム・モリス」の下に佇むのはバラの花を手にした可憐な少女。
こちらに微笑みかけてくれるような優しい表情です。

「スパニッシュ・ビューティー」のアーチに中でひっそりとヴァイオリンを奏でている小さな天使。特等席でバラの香りを浴びています。
ただの置物に過ぎないのに、ずっと一緒に庭で過ごしているとなくてはならない大切な存在になっている”仲間たち”です。

そして今日は飛び入りのお客様が。
テントウムシはバラにとっての害虫・アブラムシを食べてくれる大切なパートナー。
また来てくださいね。
梅雨や暑い夏が来る前の輝かしいバラの季節。バラと”仲間たち”のお陰で自粛生活も優しい気持ちで過ごすことが出来そうです。
