以前作った「帽子のランプシェード」ですが、装飾を変えたくなり”衣替え”してみました。
こちらがこれまでの装飾。
今回”衣替え”したのは向かって右からの二つのシェードです。
今思うと「too much」な装飾に思えます・・。
まず白いほうの帽子です。
このランプシェードに使っている生地はアンティークのナプキンです。
アンティークのナプキンは生地に美しい地紋が入っているものが多いので、カルトナージュ作品にもよく使っています。
素敵なすみれのコサージュがあったので薄紫のリボンに合わせてみました。
とても落ち着いたアンティークの雰囲気が漂うコサージュです。
リボンはワイヤーが入っているので少しふくらみを持たせています。
次に黒い帽子のほうですが、ちょっとあっさりし過ぎ?と思うくらい”削ぎ落として”みました。
このシェードに使われている生地は比較的薄手の麻生地ですが、色が黒より少しグレー寄りの「墨黒」でとても好きな色です。
目の詰まった張りのある生地の質感も良く、装飾はシンプルでもこうした生地の持つ美しさもランプシェードのデザインの大切な要素だと思っています。
黒のベルベットのリボンに真鍮のクラシックなバックルのモチーフを合わせました。
ベルベットの質感とクラシックなモチーフはとても相性がいいと感じます。
灯りを付けるとこのようになります。
濃い色の生地の方がシェード表面から洩れる光は少なくなります。
「帽子のランプシェード」はこのように後から装飾を変えることができるのも魅力です。
初めての方でも簡単にお作り頂けます。
お問い合わせはこちらまでお願い致します。
Comentarios