レッスンに向けてアトリエカルトナージュのサティフィカコースのレッスンサンプルを作り直しました。
今回作ったのはトワゼーム(上級)の課題「半円と長方形の組み合わせの箱」です。
すでに広く作られているデザインですが微妙なサイズ調整が必要なところが多くなかなか手強い課題です。
スキバルと柄紙で作る課題なので黒のオーストリッチのスキバルと大好きなをアンティークな雰囲気の柄紙を使いました。
とても好きな雰囲気の作品に仕上がりました。
柄紙のイメージに合わせてアンティークっぽい作品にしたかったので蓋のつまみにも拘りました。
窓の縁取りに繊細なレースも覗きます。
蓋を開けるとこのようになっています。
内側にも大好きな柄紙の好きな柄を使っています。
今回は仕切りと中央の段差部分だけブロンズ色のスキバルにしました。
仕切り上部は蓋を閉めた後も見えるので別な色にすることでラインとして見せる効果を考えました。
カーブの段差もブロンズで良かったのですがカーブがきついのでシワの出にくいオーストリッチのスキバルにすることにしました。
この柄紙は画像ですとその美しさがなかなか伝わらないのですが、美しいヴィクトリア調の柄に加えて上品な金色が使われているので実際に見るととても素敵です。
この画像ですと向かって左側の光が当たっている部分でかすかに金色の輝きがお分かり頂けるのではないかと思います。
今回蓋上に使った柄はこの部分です。
一番金色が美しい部分です。
同じ柄紙を使った作品と一緒に。
その時の記事はこちらです。
今回はとにかくサイズ調整を丁寧かつ正確にすることを命題として取り組みました。
まだまだなところもありますが何とか蓋も隙間なくきれいに本体に納まって取りあえずホッとしました。
機械で正確にカットされたキットで作るのもサクサク作れて楽しいのですが、苦労して失敗を繰り返しながら完成にたどり着く工程もまたカルトナージュの醍醐味だと感じます。
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