刺繍ができるミシンを購入してから2年が過ぎました。
手刺繍に憧れるのですが、不器用なため作品に使えるレベルになれる自信は全くありません・・。
手刺繍ができないのに刺繍の本は実はかなり持っていて時々うっとりしながら眺めています。「こんな素敵な刺繍が作品に生かせたらどんなに素敵でしょう」と。
そこでミシンに頼ろうと考えたのですが・・。

刺繍ミシンは優秀です。データの通りに正確に針を動かし続けて見事に複雑な図案も完成させてしまいます。
ずっと見続けていても飽きることがありません。すごいです。
2年と言ってもほぼ一年間使わずにいたので(何という怠慢!)今年になって漸く使い始めたばかりでまだ作品作りに十分生かしているとは言い難いのですが、これまでミシン刺繍を使った作品をご紹介します。
まずは手始めにランプシェードにミシン刺繍した生地を使いました。
刺繍部分をシェードの中央にきれいに配置するのはなかなか難しかったのですが、
この時は刺繍した生地を作品にできたことで舞い上がっていました。楽しい♪


ランプシェードのレッスンで生徒様の作品にも刺繍した生地を使って頂きました。


そしてカルトナージュ作品にも使い始めました。




作品の箱の蓋裏や内底にも。これに関しては自身では今ひとつだと思っています。
刺繍すれば良いというわけでもないですし・・。まだまだ詰めが甘いです。





そのほかにも






ミシン刺繍の糸の収納BOXも作って表と裏にミシン刺繍しました!



そして最近すごくお気に入りの刺繍デザインにめぐり逢い、目下ヘビロテ中です。
シンプルなデザインですが、緻密なステッチで立体感があり作品を素敵にしてくれます。




そして文字の刺繍にも挑戦。



カルトナージュや小ぶりのランプシェードには小さめの刺繍を使うことになるのですが
一番大きな刺繍枠を初めて使って刺繍した生地をフロアスタンドのランプシェードに使いました。さすがに迫力があります。
まだ一年に満たない期間ですが、ミシン刺繍を作品に使ってきて言えるのは「ミシン刺繍はやはり難しい」ということです。
カルトナージュやランプシェードの作品作りに生かしたいという思いで購入したので、使いたい作品を素敵にしてくれる図案の選択、生地の選択や糸の選択などやはり使い手のセンスがとても問われるものなのなのだと実感しています。
刺繍自体は優秀なミシンがしてくれるのですが、「この刺繍を入れることで作品が本当に素敵になった」と自信を持って言えるかというとなかなかそうは断言できません。
もしかするとその作品には刺繍した生地ではなく普通の生地のほうが素敵だという場合もあると思いますし、ミシン刺繍を自分のものにして使いこなすまではまだまだ経験が必要だと感じています。
自分らしいミシン刺繍を目指してこれからも頑張ります!
