以前母にフレンチメゾンデコールのステップアップセミナーで作った文鎮口金のクラッチバッグを見せた時「あら素敵」と気に入った様子だったので母の誕生日のプレゼント用に生地を変えて作りました。
CASAMANCEのグレーのベルベットの生地を使ってミシン刺繍で母の名前の頭文字を入れました。
起毛の生地やタオル地などは毛足が長く刺繍が難しいので特殊な方法で刺繍します。
何とか埋もれずに刺繍が出来ました。
せっかくの素敵な生地の雰囲気を壊さないようにさり気なく。
内側についているポケットにも刺繍しています。
私と同じくバラが好きな母のためにバラの蕾の刺繍にしました。
バッグを開けた時も心ときめきます様に。
使わないときは内側に収納できるチェーン付き。
母の年代はクラッチバッグをよく使っていたのでこの形はとても懐かしいようです。
和服にも使えるデザインです。
刺繍、編み物、洋裁、何でもできる超が付く器用な母。私は母に家庭科の宿題を手伝ってもらっているうちに何もできない不器用な人になってしまいました・・。
そんな私でも心折れずに手作りが大好きでいられたのはいつも素敵なものを手作りしてくれた母の思い出があるからです。そしてやっとカルトナージュという形で手作りができるようになりました。
コロナウィルスのことがあるので高齢の母には直接手渡すことが出来ませんが、クラッチバッグ気に入ってくれると嬉しいです。
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